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2006年7月19日 (水)

プラスの解釈

父の名前は「黎生」と書いて、「ひでお」と読む。

難しい漢字なので、決まって、どう書くのですか? どう読むのですか? と聞かれた。

父の受け売りで、「「黎明」の「黎」です」と、答えることにしていた。

あらためて、広辞苑で「黎明」と引いてみると、

「夜明け」「新しい時代・文化・芸術などものごとの始まり」とあった。

幼少のころから、黎明という言葉をずっと意識していたので、

その言葉の意味を、父に重ね合わせていた。

「そうか、明るい未来ををめざす人なのね」と。

ところが、最近、「黎」という字を辞書で引きなおしてみたら、

「くろいこと」「暗いこと」とあるではないか・・・・・・!?。

そうすると、黎生は、「暗いところを生きる」とも解釈できてしまう。

まったく正反対の意味に。

物事とは、こういうものなのかもしれない。

表裏の関係。

父は、自分の名前を説明するとき、

プラスに解釈されるように、説明していたに違いない。

後者より、前者の解釈のほうが、心地よいし。

私の名前、「彩子」は、その父がつけたものだ。

幼少のころ、父に、「どうして彩子とつけてくれたの?」とたずねたことがある。

「絵がうまくなるようにだよ」と言葉が返ってきた。

「ふ~ん」。

そのとき、使命感に燃えた。

「絵が上手に書けるようにならないと」・・・・・・・。

こうやって、使命感というのは、無意識に植えつけられているのもしれない。

いまや、「彩子」という名前の意味は進化して、

人に意味を聞かれると、「「光」という意味です」と飛躍させて答えることにしている。

それは、「そうなれたらいいなぁ、」と思っているから。

プラスの解釈は、父譲りであった。

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コメント

おもしろいね。

投稿: カメラカメン | 2006年7月19日 (水) 10時22分

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